スワップポイントの算出の仕方・計算方法

FX会社のサイトを見ると、だいたいどこの会社でも、主要各国の為替レート、スワップポイント、政策金利が一覧表で用意されています。このうち、為替レートは取引によって、金利は政策によって変化するということは理解しやすいかと思いますが、では、スワップポイントはどのように算出されるのでしょうか。

FX業者によってその計算方法には多少の違いがあるようですが、基本的には以下のような計算をしています。

(1)1年間のスワップ金利為替レート × 保有通貨数 × 金利差
(2)1日のスワップポイント1年間のスワップ金利 ÷ 365日

FX会社が提示しているスワップポイントの一覧は、一般的に(2)の1日のスワップポイントです。一覧表の下などに但書きがあるかと思いますが、多くの場合、そのスワップポイントは1万通貨を保有した際の金額となっています。

つまり、スワップポイントがいくらになるかというのは、取引通貨間の金利差と為替レートの2つによって決定されるのです。当然ながら、この2つの要素は変動するので、それにともなってスワップポイントも変化します。

実際に、豪ドル円で1万通貨の取引を行った場合を例にとって計算してみましょう。

<計算条件>
・政策金利: 日本 =0.1%
      豪ドル=4.5%
・為替レート:1豪ドル=90円

(1)1年間のスワップ金利は、
   90 × 10,000 × { ( 4.5 - 0.1 ) / 100 } = 39,600円
(2)1日のスワップポイントは、
   39,600 ÷ 365 = 108.5円

このように算出することが出来ます。

もしも為替レートが、1豪ドル=90円から80円に下がると、スワップポイントも108.5円から96.4円になります。また、もしも為替レートはそのままに、金利が4.5%から5.0%に上がると、108.5円から120.8円になります。

よくわからない方は年間のスワップ金利受取額を自分で計算してみよう

実際にポジションを保有しているとスワップ金利はどれくらい受け取れるのでしょうか。

下記の表の入力フォームに、保有ポジションの購入時点の為替レートと通貨ペアの1日あたりのスワップポイント、レバレッジが何倍なのかを入力してみましょう。そうすれば、1万通貨あたりに必要になる自己資金額とスワップポイントで得られる金額と利回りを瞬時に計算できます。

為替レート   円
スワップポイント
レバレッジ
  
必要な自己資金額   円
スワップポイント(年間)   円
利回り(年利)   %

例えば、豪ドル円の為替レート価格が「90円」の場合、利用しているFX業者で1万通貨あたりのスワップポイントが100円付与されるとしましょう。レバレッジは2倍で運用すると仮定してその通りに選択してみましょう。そして、「計算する」ボタンを押すと必要な資金が45万円で年間のスワップポイントは36,500円、利回りは8.11%になるのがわかります。

スワップポイントに一定の効果を期待するのは、長期的な取引を行う場合です。長期の取引ともなれば、そのなかで為替レートが大きく変動することもありますし、政策金利も変わることがあるでしょう。スワップポイントを念頭に置いた取引をされるのならば、こうした為替変動や政策金利の動向に細かく注意を払いながら、リスク管理をしていくことが大切です。

計算では見えてこない危険性について

さて、これまではスワップポイントの計算方法を見てきましたが、どれくらいスワップ金利で収入を得られるかわかったはずです。しかし、今上記で上げた計算方法には、書かれていない危険性をはらんでいることを皆さんは理解をしなければなりません。

その危険性というのは、通貨対象の国が安定性のある国なのかどうかなのです。皆さんはスワップポイントによるトレードをする際に、まず重きを置くのはスワップポイントが高いのかどうかでしょう。そうでないと、自分に関する利益が減少してしまいますからね。しかし、あまりにスワップポイントの高い国のみで、狙いを定めてしまうのは大袈裟ではありますが、自分の破綻への道を突き進んでしまう可能性があるのです。

〇アイスランドの場合
例えば、昔取引できる通貨にアイスランド・クローナという通貨がありました。これは当時取引ができる通貨の中で、一番スワップポイントが高く、15%もの金利がついておりました。どれだけすごいかと言うと、レバレッジを6倍に設定をして500万円をトレードに充てる際に、3,000万円分のアイスランド・クローナを購入すれば、スワップの金利だけで毎年収入が500万円になるというものでした。そのため当時は、いろいろなメディアやブログ等でも取り上げられ、購入するものが多くおりました。

しかし、この良いことずくめと思われたこの通貨ですが、一夜で投資家たちを恐怖のどん底に落とすこととなります。その発端となったのは、皆さんもご存知かと思いますが、2008年に起こりましたサブプライムローンの破綻によるサブプライムショックはご存知かと思います。

そしてその結果、日本を含めた各国が投資の目的でアイスランドに資産を流出・引き上げたことにより「国」そのものが金融危機となってしまいました。国内の銀行は軒並み経営破綻をして、先ほど申し上げた通り恐怖のどん底、大暴落に繋がったのです。最終的にレバレッジをかけていた投資家たちは、投資をしていた通貨が強制的にロスカットだけに留まらず、借金まで作ってしまったのです。

〇スイスフランの場合
これは皆様の記憶に新しい出来事ですよね。去年の1月、スイス中央銀行は突如として防衛ラインの撤廃を行ったのです。防衛ラインの撤廃とは、ある一定の為替水準まで達した場合、為替の介入を行いますよということです。それを急遽撤廃をしたというわけです。

その結果、あっという間にスイスフラン高が進み大暴落を招きました。アイスランドの場合と同様に大損失を出した投資家は多く出てしまう結果となったのです。

このように、スワップ金利が高いからと言って、目先の利益につられると痛い目どころか破滅を招く可能性もあります。投資についての鉄則は、リスクは最小限にして最大限利益を上げることです。上記のスワップ計算において、高額な利益が出ると計算できたとしても、その国自体の情勢や問題があれば暴落ないしは通貨自体が消失する可能性もゼロではありません。

ですのでまとめになりますが、上記の計算だけでは見えないリスクという事も計算に入れて、取引を行っていきましょう。

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