毎日スワップポイント得ることの複利効果を検証

スワップポイントで得た利益は、引き出すことはもちろんですが、そのまま証拠金として再投資することも出来ます。スワップポイントを証拠金として新たにポジションを立てること、つまり金利に金利をつけること、これを複利運用といいます。

複利運用とは、一定期間の投資によって発生した利益をさらに元本に上乗せして、投資を続けていくことです。金利がかかる元本に上乗せしていくわけですから、投資期間を長くすれば長くするほど、利益は増えていくことになります。対する単利運用では、元本につく金利のみとなるので、決められた一定額しか利益が得られません。

では、複利運用と単利運用とではどう違うのか、実際に見てみましょう。

◆計算条件
・証拠金:200万円
・購入通貨:豪ドル(相場:AUD=100円)を5万通貨購入
・レバレッジ:5倍で運用
・スワップ金利:100円/日(1万通貨あたり)※ただし相場変動による為替差益は考慮しない。

【単利運用の場合】
1年間で受け取れるスワップポイントは、 1日100円 × 5万通貨 × 365日 = 182,500円  となります。

【複利運用の場合】
外貨FXで複利運用するためには、スワップポイントがある一定額たまらないと、再投資することはできません。仮に、スワップポイントを1,000通貨単位で買い増しをするとして、1,000通貨買い増しするために必要な証拠金は、

  1,000(通貨)×100円(=1豪ドル)÷5倍=20,000円

毎日の受け取りスワップポイントは、 100円×5倍(レバレッジ)=500円 なので、最初に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、 20,000÷500=40日 となり、これで1,000通貨がプラスされ、5.1万通貨になりました。

2回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、 20,000÷(500+10)=39.2 →40日
これで5.2万通貨。

3回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、20,000÷(500+20)=38.5 →39日

これで5.3万通貨。 このように、4回目、5回目と買いを追うごとに買い増しに必要な日数は短くなっていきます。

低レバレッジで運用するのがスワップ投資の秘訣

このように計算していくと、複利運用した場合の1年間で受け取れるスワップ金利は、19,8010円です。
同じ条件のもとで単利運用すると、1年間で受け取れるスワップ金利は、182,500円です。
その差、15,510円です。

金額やレバレッジを大きくし、期間をもっと長くすれば、複利運用のスワップポイントはさらに膨らんでいくことになります。

まさに夢のような話ですが、もちろん、そんなにいいことばかりではありません。うまい話には、それなりのリスクがあります。いくらレバレッジを高くし、利率の高い外貨でスワップポイントを得ていても、為替相場が大きく動き円高にでもなれば、スワップポイントなんて悠長なことはいっていられません。為替差損が発生し、おそらくはロスカットされ、大きな損失をこうむることになるはずです。

スワップポイントに気をとられすぎていると思わぬ落とし穴にはまりこんでしまう場合があるので、レバレッジは低めにし、相場の変動にも充分気を配るようにしましょう。

複利を最大限高めるFX業者とは

では実際に、スワップポイントを使ったトレードを行う際にもちろん個人で運用はできません。そこでFX業者を挟んでトレードを実行していくことになります。既にFX業者に登録している人もいるかとは思いますが、今一度スワップポイントのトレードに適している業者か確認をしましょう。下記に、適している業者の特徴を記載しますので、確認をしましょう。

スワップポイントを利用したトレードに適したFX業者

1.スワップポイントの高いFX業者
2.通貨取引が低いFX業者
3.金利のみ毎日決済をしてくれるFX業者
4.金利益を次のポジション建てに利用できるFX業者

以上の4点を満たしているFX業者は、毎日スワップポイントを得ることで最大限複利を得ることができます。では一つずつ見ていきましょう。

まず1点目は、当然の話しではありますが、上記でも記載をしている通りスワップポイントの設定が低い業者でやっても利益は中々出ません。例えば銀行で例えますと、0.1%の金利の銀行より0.2%の金利の銀行のほうが、1年間銀行に預けていた時の利益は上ですよね。ですので、FX業者もスワップポイントの高い業者の方が運用利益は高いので、そういう業者を選ぶようにしましょう。

続いて2点目です。どのFX業者も、最初に必要な最低限の証拠金があります。その証拠金が低ければ低いほど、少ないお金で運用が可能となるのです。ですので運用に対するハードルが下がり、気軽に運用を行うことができます。

そして3点目には、金利のみ毎日決済をしてくれるFX業者です。本来は金利、つまりスワップポイントは一度決済をしなければ、その金額を運用することはできません。しかしこのサービスは、金利のみを毎日決済し、次のポジション建ての証拠金に充てることができるのです。

しかし、これには少なからずデメリットも存在しており、毎日金利のみを決済されていくので、その分は当然ながら確定申告の対象になるということです。年単位の長期運用を考える場合は、その確定申告の煩わしさがはっせいしてしまいます。

最後に4点目です。3点目と似てはいるのですが、金利を次のポジション建てに運用することができるのですが、その金利は決済されない状態で運用することができるのです。そして、嬉しいことに3点目にある確定申告の申請が4点目の場合は、こちらが決済を行わない限り必要とされません。

しかし、デメリットもあります。それは、頑張って貯めたスワップ金利を出金することができないのです。このサービスを運用中は、スワップ金利で得た益と実際でのトレードでの損益を考えなければなりません。例えば、スワップ金利で利益が出ていても、実際のトレードも併せた合計が赤字ではトータルマイナスです。そして、マイナスである場合は、次のポジション建てに使えなくなりますのでご注意ください。

今あげさせてもらった項目に関しては、どのFX業者でも扱っているサービスではありません。自分のトレードスタイルに合った業者を選ぶことが、初めの第一歩となります。

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